彼女(井上愛梨)は、それまで人前でちゃんと歌ったことも、それを人に褒められたことも一度もなかったそうです。
でも初めて彼女が口ずさむ歌を聴いた時に、これはきっと天からの賜物なんだと感じました。
もちろん、今の若い世代には上手に歌う人が沢山いることもわかっているし、その中で彼女がずば抜けているかどうかが大事なことではなく
彼女が、自分を超える何かに自らを明け渡せた時に、そこにリアルな二人のマリアからのメッセージとエネルギーが流れ出している歌声には
なんとも言えない、これまでにありそうでない歌の響きを、実在化させるためのギフトを授かっていると、彼女の歌を聴くたびに感じるようになっていました。
そんなある日、彼女に20年前に作った誰にも聴かせたことのない曲を聴かせている時に不思議なことが起きました。
その曲は、その当時の別れに苦しみながら初めて経験することになった、
「愛というものはお互いが相手に対して持つ感情を超えて、お互いの存在の狭間にただあるもの」という言葉にすると当たり前のようでいて
それは相手に対する好き嫌いだけでは済まない、二人の関係の始まりも終わりも超えていて、二人が所有したりコントロールすることもできないもの。
どうにもできないものだけど、目を背けなければ必ずただそこに在るもの。それが愛だったということを、大切な人との別れを通じて受け入れざるをえなかった時に、どうにかして生まれた「LOVE YOU LOVE YOU(仮題)」という曲でした。
そんな生い立ちの曲だったので、別れた相手にも、他の誰にも聴かせることもなく20年の月日が経っていました。
でも、それは単に20年前の過去に起きたことではなく、いまの彼女との間のパートナーシップにおいても、そこに真正面から取り組まないと、これ以上は先に進めなくなっているぐらいに、どうしたらこの現実の中で自分たちは無条件の愛をともに生きていけるのか?という日々直面しているテーマでもありました。
そして、彼女にその曲のファイルをメールで送った直後に、なぜかその曲がitunesから消えて行方不明になり、ようやく探し出せた時には、何もしていないのにアルバムジャケットの写真が勝手に設定されていました。
それは聖母マリアのメダイとトリニティのシンボルが一つになった写真だったのです。
さらに不思議なことが続いて、当時作曲した時には歌詞はなくただ無意識に口からでる英語のような響きだけで歌っていたその録音の中で
いつもマリア様とシンクロが起きる時の数字39を含む2分39秒ちょうどに
「Santa Maria」と20年前に無意識に歌っていたのでした。
ちなみに、後日気がついたことで言うと、偶然にもこの録音に使っていたキーボードはKorgというメーカーのTrinityという20年前のキーボードでした。
そしてこの曲に対して、いつになく彼女が「歌いたい」という強い意思表示をしたことに始まり
アルバムジャケットの写真にも書かれている、マリア様からの2014年の最初の預言となった
「もうわたしを観るのではなく私が観ているもの(無条件の愛のトリニティ)を一緒に観るのです」
というフレーズが曲のサビにぴったりとハマって歌詞が出来上がりました。
しかし、そうやってあっという間にマリア様のメッセージを伝える曲として生まれ変わった20年前の曲でしたが、それを実際に歌って録音して完成させるまではかなり難航しました。
なぜなら、そこに条件付けがされた「自分」がいる限りは、それは彼女個人の歌でしかなくて「Santa Maria」が観ているものを歌った歌にはならないからです。
だからといってただ個である自分を抑圧したり放棄すればよいのでもなく
言葉でいうとしたら、「自分はマリア様の観点を観て、同時にマリア様が自分の観点を観て、同時に互いが交わった時に、その狭間に無条件の愛の子宮が外在化する。」という共同創造が自力を超えてそこに起きないことには、この歌は完成しなかったのです。
それを思うようにできなくても投げ出さずに、諦めたり妥協したりも一切せずに、たしかな信仰と自由意志によって彼女は根気強くやり遂げてくれました。
まだ共同創造の時代に突入していない今の時点でできるベストを彼女と共に尽くしてようやく完成できたこの曲を通じて、聖母マリアとマグダラのマリアの、二人のマリアからのメッセージとエネルギーが聴く人に伝われば本当に嬉しい限りです。
そして、八ヶ岳のマリアとして歌う通り道となってくれて、無条件の愛の共同創造をパートナーとしても一緒に一歩先へと進めてくれた彼女(井上 愛梨 (Airi Inoue))とともに、この曲の録音と撮影の場のホールドを、もう一人の八ヶ岳のマリア(mariAco まりあこ)が支えてくれました。
父と子と精霊の無条件の愛のマリアトリニティ♡
*動画を観ても、最後に一瞬だけ映ってる笑顔以外は彼女個人ではない感じがします。
『 Love with you 』 Santa Maria
闇にいて 自由じゃなくて
何も信じれずに 生きている
祈っても 救いはなくて
求めることにも疲れはてた時
一人きりでも諦めないで
サンタマリアはいま
あなたに伝えてる
もう わたしを
観るのではなく
わたしが観ている
無条件のLove youを
一緒に観るのです
どんな出来事も
世界のすべては
無条件のLove you
We Love you and Love with you
光へと 歩きはじめて
自分に真っ直ぐに 生きている
縛られず 自由でいたいから
奇跡を観ても 交わることはない
委ねきれずに 離れてしまっても
サンタマリアはまだ
あなたを導いてる
もう 自分を
観るのではなく
わたしが観ている
無条件のLove youを
一緒に観るのです
わたしとあなたの
狭間にいつもある
無条件のLove you
キリストの十字架を
自分の鏡にして
一つに還りなさい
無条件のLove youへ
最後が来た時は
自分で選びなさい
父と子と精霊の
無条件のLove you
We Love you and Love with you